野球大会
こんにちは。母子診療科の西村宙起です。今回は、平成26年9月23日に行われました、第53回近畿12大学医学部産婦人科教室親睦野球大会についてお伝えします。この大会は、毎年この時期に、最近は西宮市浜甲子園野球場で開催されています。名称の通り、近畿12大学の産婦人科教室が野球だけのために集い、互いの親睦を深めつつ日頃の忙しさから解放されて休日を楽しもうというのが目的ですが、人数が揃わないなどの理由で欠場する大学もあり、今回は9チームの参加となりました。試合は、Aリーグ、Bリーグの2リーグ制で、トーナメント形式で行い、Aリーグの最下位とBリーグの優勝チームが翌年には入れ替わる壮絶な戦いです。
ちなみに、わが滋賀医科大学産科学婦人科学講座のチーム“Pregnancies”(妊娠という意味です)はAリーグの常連で、野球部の出身者が揃った昭和63年(第34回大会)からの3連覇を皮切りに、平成4年(第38回大会)、平成16年(第45回大会)に優勝しています。問題は、初優勝の頃からレギュラーの顔ぶれがほとんど変わっていないことで、こんなところにも高齢化社会という時代の縮図が見えます。
さて、昨年の大会は台風のため中止でしたが、今年は快晴ですばらしい野球日和となりました。わが“Pregnancies”は、1回戦は喜多准教授の負傷退場などもあり、終盤で5対4と逆転され、もうダメかと思われましたが、最終回に1死満塁から一挙6点を挙げ、10対5で勝利しました。次はいよいよ決勝戦です。ところでこの大会は親睦野球大会ですので、特別ルールが用意されていて、教室員の家族や学生など医局員以外の出場も認められています。決勝戦のわが“Pregnancies”の得点は、相手パスボールによる1点だけでしたが、女性が2イニング守備について1度打席に立つと2点がもらえるボーナスルールの適用により、なんと3対2で逆転勝利となり、10年ぶりの優勝を遂げました。(副師長さん、ありがとう)祝勝会は昨年に引き続き麗門で行われました(昨年は慰労会のみ行いました)が、連覇を目指して来年もがんばろうと思います。野球が好きな人集まれ!