教室員の風景

2013年8月

こんにちは。今年春より入局させていただいた平田貴美子です。京都出身ですが、平成17年に琉球大学を卒業後、沖縄県立中部病院と沖縄県立宮古病院に勤務していました。私自身は全く滋賀に縁がなかったのですが、家族の都合で滋賀へ転居し、春より滋賀医大で勤務させていただいています。時々、沖縄の青い海が懐かしくなりますが、今では山も!湖も!大型ショッピングセンターも!ある住みよい滋賀を堪能しています。滋賀医大では、生殖・内分泌チームに属し、現在は妊孕外来、採卵、胚移植、腹腔鏡手術などを担当させていただいています。日々勉強の毎日ですが、医局の先生方に支えられ楽しく頑張っています。
プライベートでは、3才と1才の男児が二人います。朝はたたき起こし機嫌が悪いまま保育園へ、夕方に迎えに行くとお腹がすいていてこれまた機嫌悪く、バタバタして夕食を食べさせるともう寝る時間と、家にいる時は常に機嫌が悪いのではないかという状態です。以前は旅行やマラソン、登山などの趣味がありましたが、今ではほとんど家と保育園と大学の3地点の移動のみです。10数年前、医師を志した動機は、アジアやアフリカの発展途上国の医療を何とかしたいという思いからでした。しかし今ではそのような大志はどこへやら、、、自分の目の前の仕事や家事を片付けるのにやっとのその日暮らしの状態であります。
このように家の中は滅茶苦茶ですが、それでも何とか育児と仕事が両立できているのは村上教授をはじめ他の先生方が、育児中の女性医師でも勤務を続けていけるように勤務体制を考えてくださり、その恩恵に預かっているからであり感謝感謝の毎日です。
市中病院から大学病院に移ってきて思うことは、大学病院の魅力は臨床、研究、教育のすべてに関われるということです。私も余裕が出来た暁には、上級医の先生方のように研究にも携わっていけたらなと思う今日この頃です。
(写真は沖縄本島北部の海です。皆様ぜひ一度沖縄へ行かれてください!)