教室員の風景

2021年6月

「研究とステイホーム」

皆様こんにちは、平成22年卒業の森宗愛菜です。振り返りますと、前回の教室員の風景は2019年6月でした。つい最近、寄稿したものと思っていましたが、もう2年も経っていることに驚愕です。前回は医局の引っ越し時期で、仮医局で仕事をしていましたが、無事に引っ越し終え元の医局に戻っています。仮医局の研究室で行っていた研究内容を、牛歩の速度で論文化し先日投稿しました。滋賀医大には、論文博士という制度があり、医学部卒業後、6年以上の研究歴があれば医学博士の学位を申請することができます。大学院で集中的に基礎研究を学ぶことはできませんが、臨床や家庭のことを行いながらも、日常的にご指導をいただきながら研究ができます。週1回の研究グループカンファレンスに、年2回の研究報告と、怠けようと思ってもそうはさせてもらえないこの環境と、丁寧なご指導そして研究への協力体制が有難く本当に感謝しています。


COVID-19の影響で生活スタイルは大きく変化しました。週末の学会や勉強会が中止やweb開催となり、家族で過ごす時間が長くなったように思います。旅行、買い物、ホームパーティー(お酒と美味しいごはん♡)が好きで、お休みの日にスケジュールに空きがあれば必ず予定をいれたくなる性分でしたが、1年たった今では、予定がなくても落ち着いていられるようになりました。年を重ねたせいもあるかもしれませんが。ステイホームの新たな楽しみは、庭の縁側でのBBQや、家の中や隣の公園に小さなテントを建てて行うピクニックです。庭にはイチゴを育てており、昨年と比べて、この春はたくさんのイチゴが出来ました。もう少しすれば、庭のブルーベリーも実る予定です。ブルーベリーは庭に植えているだけで、ほとんど手入れはしていませんが、花も可愛らしく、本当に甘い実ができるので、庭木におすすめです(写真がブルーベリーの花です)。昨年は庭の木に鳥が巣を作ったので、親鳥が小鳥に与えるためか鳥にたくさん食べられてしましましたが、今年はジャムができるほど…とはいかないと思いますが、とても楽しみにしています。