教室員の風景

2024年5月

こんにちは、専攻医2年目の多田羅美緒です。

2023年に入局させていただき早いもので1年経ちました。専攻医1年目の頃は、たくさんの先生方に産婦人科医としての基礎的な部分、処置や手術など本当に様々なことを教えていただき、とても充実した1年間でした。本当にありがとうございます。

専攻医2年目となった今年の4月からは、働き方改革が本格的に始まり、今までとは働き方がガラッと変わったように思います。病棟にいる時間も少し減り、毎日顔を合わせていた同期にも数日会わないこともあったりして、少し寂しく感じている今日この頃です。去年より担当させてもらえる症例に限りがある分、ひとつひとつの症例を大切にして、丁寧に診療にあたっていきたいです。

働き方改革に伴い、自分の時間が今までより増えたのはいいことだなと思っています。もともと、映画鑑賞や読書が好きで、暇さえあれば映画観て本読んで、映画館には月1回くらい行く、という人間だったのですが、去年は専攻医としての生活が充実しすぎていて(?)、なんと去年1年間で映画館に行ったのは0回、参考書以外に読んだ本は、扁桃摘出のための入院中に読んだ小説2冊のみでした。

最近は、文化的な生活を取り戻そうと思い、当直入りの前に少し本を読むことにしています。最近は短歌集を読むことがマイブームです。特に現代短歌がお気に入りです。

短歌の世界では、本当に些細でしょうもないことや、一瞬の出来事にスポットが当たることも多く、短歌を読んでいると、少しだけ、日常が面白く見える気がします。

おすすめの短歌集がある方がいらっしゃれば、是非教えてください。