大学院医学系研究科博士課程の稲富です。
長きにわたる大学院生活がようやく終わりを告げようとしています。研究は日々自分との闘いです。のんびり進めるか、キチキチに詰めてゴリゴリ進めるか、進捗は全て自分次第です。性格上ゴリゴリ進めないと気が済まないのですが、中盤様々な事情で思い通りにすすまず、焦りとストレスが入り混じった悶々とした日々を過ごすことも多かったです。とは言え、研究に専念できる生活は自由で興味深く、本当に魅力的でした。周産期領域は管理方法もこの何十年と目立った変化はなく、産科合併症も未だにわからないことだらけです。臨床ではわからないままに過ぎ去ってしまいますが、大学院では日常の疑問を探求することができます。2023年は臨床と研究の二足の草鞋を履くことになりそうですが、どちらもできる限り頑張りたいと思います。
正月に琵琶湖で偶然虹を見ました。なんだかよい年になりそうです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。