教室員の風景

2022年12月

こんにちは。滋賀医大の笠原真木子です。

あっという間に12月がやってきました。今年から生殖医療を専門とするチームに参加しています。4月から不妊治療の保険適用が開始となり、現場も手探り状態ですが、より多くの方々の治療をお支えできるよう、日々研鑽して参ります。

さて、先日第5回滋賀婦人科内分泌セミナーに参加して参りました。

「卵巣子宮内膜症性嚢胞に対する手術療法後のART治療成績」というテーマで発表を行いました。

妊孕能の温存を念頭においた子宮内膜症の治療戦略については議論の尽きないところであり、当日も様々なディスカッションの機会をいただき感謝しております。

特別講演では、九州大学の加藤聖子教授に基礎と臨床の両面からみた月経困難症治療のポイントについて教わることができました。将来的には人によって個別化した月経困難症管理が行えるような未来を垣間見させていただき、胸が高鳴りました。

九州大学 加藤聖子教授(右前)を囲んで

加藤先生ありがとうございました!

※撮影時のみマスクを外しています