教室員の風景

2021年9月

「心機一転」

4月より滋賀医科大学母子女性診療科に入局いたしました、専攻医1年目の伊藤です。むさくるしい男4人の同期の2番手としてご挨拶申し上げます。
縁もゆかりもない滋賀県には今から8年前大学入学を機に初めてやってきました。それまで長野の田舎でのびのびと育ってきた自分にとっては関西圏の文化がなにもかも目新しく新鮮な気持ちで毎日楽しんでいたことを覚えています。実習で初めて分娩を目の当たりにして、出産というイベントの奇跡に感動して産婦人科の道に進むことを考え始めました。卒後は再び長野に戻り研修医期間を過ごしていましたが産婦人科の道に進むことへの考えは変わらず、自分の進路を決めるきっかけをくれた母校で専門研修をしようと思い再び滋賀に戻ってきました。2年ぶりの母校は学生の時に見えていた景色と医師として見る景色は違い、新たな気持ちで日々の診療にあたっています。
他にも私事ですが今年の5月に入籍をし家庭を持ちました。仕事だけでなくプライベートでも環境が変わり、いろんなことが心機一転し、気を引き締めていかないとなと感じております。諸先輩方の皆様には仕事だけでなくプライベートにおいても人生の先輩としてもご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。


さて、コロナウイルスの影響で旅行や外出がしにくく趣味の写真撮影が思うように撮れなくてうずうずとしています。ただ意外と家の近くにも綺麗な景色があったりして切り取り方ひとつで見え方はいくらでも変わってくるなと写真の楽しさを改めて実感しました。写真はよく晴れた夏の日に家の近くで咲いてたひまわりです。この気分が沈むコロナ禍ですが少しでも見てくれた人の気持ちが明るくなれば…なんて思っています。