教室員の風景

2021年7月

「アメリカ研究留学体験記~日常編~」

2005年卒の高橋です。こちらには年に1回は登場しているかと思います。たぶん最多出場かと思います。現在は患者さんを診察する業務から離れて、アメリカでの研究留学中で、昨年の1月からアメリカに留学し、早1年半となっています。こちらではすでにコロナワクチンを多くの人が摂取しており、CDCが2回目のワクチン打ったら2週間後からマスクなしでいいよと言った途端だれもマスクをしなくなりました(もちろん打ってない人も)。都合のいいように解釈する国民性が存分に発揮されている現状を目の当たりにできました。日本もマスクなしでもいい日常になるのはいつになることやらですが。コロナ禍直前から真っ只中、そしてコロナ後を経験し、人種のるつぼでもあるアメリカのいいところと悪いところの両側面を見られていることがいい人生経験になっていると思います。


さて、今回はアメリカ留学生活編ということで、個人的にアメリカに持ってきてよかったものベスト3を発表しようと思います。(数人の日本人にも聞いています。)
第3位は「爪切り」です。こちらで売っている爪切りはニッパータイプで、さらに切れ味がなんとも悪い。切っている感覚ではなく、プレスしている感覚です。そして、爪キャッチャー?(正式名称はわかりません)がないので、爪が飛び散るのが玉に瑕です。日本に一時帰国した際に購入して持ってきました。
第2位は「徳用スライサーセット」です。超田舎にいることから外食なんてほとんどしないというかする店もないことから、ほぼ完全自炊生活をしています。そこで役に立つのがこのスライサー、そしておろし金セットです。野菜を細かく早く切ることができて、大根おろしも作れてしまう優れものです。自炊しない人には不要だと思いますが、料理の時短に最適な代物です。
そして、栄えある第1位は・・・「便座カバー」!です。当然のことですが、アメリカは洋式トイレです。便座は冷たくて座った瞬間のあの感じはなんとも言えません。日本は公衆トイレでも温便座およびウォシュレットがついており、夢のような状態です。コロナ前には中国人が日本に便座を買いにせっせと来ていた理由がよくわかります。一度覚えたら元に戻れません。理由を聞いたら、どうやらこちらは古い家が多くて、トイレにそもそもコンセントがないのが原因のようです。つけられないことはないようですが、めんどくさいから改装まではしないようです。トイレに行くときぐらいはほっとしたいと思うので、便座カバーは心の友といってもよいかもしれません。貼るタイプの便座カバーもあるようですので、そちらの方が、便座の形に依存しないので、汎用性が高いと思います。


いかがだったでしょうか?おそらくこれらはどこの国に行っても使えるものと思います。他にも、物干しもいいんですが、生活重要度から落選しております。これから海外で生活してみたい人の助けになればと思います。人生一度きりですので、失敗しても経験してみることはいいのではないかと思っております。
写真は、ミネソタ・ツインズの前田健太投手が故障者リスト入り後のAAAでの調整登板の試合を観に、Saint Paulの球場に行った時のものです(ツインズの本拠地はミネアポリスにあります)。雨で開始が遅れたのですが、雨が止んで多きな虹が架かっていたので写真を撮ってみました。前田選手のTwitterにもこのときの写真が上がっています。
次の登場は帰国後でしょうか。またの機会まで。