教室員の風景

2017年11月

「初めまして」

本年度より滋賀医科大学産科学婦人科学講座に入局させて頂きました、専攻医1年目の村頭温(むらかみあつし)と申します。産婦人科医として働き始めてはや半年が経ちました。分娩や手術・処置など、数多くの症例を経験させて頂いており、非常に充実した研修生活を送っています。また、上級医の先生方との距離も近く、診療上で何か困ったことがあればすぐに相談できるとても恵まれた環境です。

産婦人科という科の性質上、夜間に分娩があったり緊急手術が行われたりと、忙しい毎日が続くこともあります。しかし、生命の誕生は感動的な瞬間で、それまでの忙しさを忘れさせてくれます。手術症例に関しては、担当医として術前術後管理を上級医の先生方のご指導の下で主体的に関わらせて頂くことで、大きなやりがいを感じることができます。学生時代から産婦人科医になろうと決めていた私ですが、実際に産婦人科医となりこのような生活を送る中で、やはり選択は間違ってはいなかったと思う毎日です。

働いてばかりで休みなどないのかと言えば、そんなことはありません。先月はありがたいことにリフレッシュ休暇を頂き、これを利用してハワイのオアフ島に行ってきました。常夏の島ハワイは毎日快晴で、普段日が昇っているとき病院にいる私にとっては少々日差しがきつかったですが、リゾートならではのゆったりとした穏やかな時間を過ごすことが出来ました。また、ハワイ語は「アロハ(こんにちは)」や「マハロ(ありがとう)」など、響きが何ともゆるい言葉が多くて現地の人と挨拶するだけで心が癒やされました。これからも、1年に1回は異国の地を訪れて非日常を過ごせたら良いなと思っております。

このように、適度にリフレッシュをしながら充実した生活を送らせて頂いております。日々全力投球で取り組み、一日でも早く一人前の産婦人科医となれるよう努力して参りたいと思いますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。