教室員の風景

2014年3月

こんにちは。滋賀医科大学産婦人科の大熊優子です。
産婦人科医として働き始めてもうすぐ一年が経ちます。

大学病院には滋賀中の患者さんが集まってこられるのでやっぱり忙しいですが、先生方や同期入局の仲間、病棟スタッフの皆様の力を借りながらがんばっています。

少子高齢化の時代ですが、滋賀県の出生率は沖縄に次いで第二位となっており、この二県だけが2025年まで人口が増加すると予測されています。
滋賀医大でも毎年450人以上の赤ちゃんが生まれています。病棟業務がメインの私達三年目は平均で一週間に一件の出産(お産と帝王切開)に立ち会っていることになります。

そんな赤ちゃんたちの人生で初めての公文書が「出生証明書」です。電子カルテと連動して自動印刷されるシステムがあるようですが、当院では手書きで発行しています。
人生初の書類はきれいに書いて渡したいのですが、自分の書く文字にはがっかりしています。「大」と「熊」の組み合わせは20年以上書き続けているので慣れましたが、画数が少ない文字は小さく、画数が多い文字は大きくなってしまいバランスが悪いことが原因のようです。

写真は、私のお気に入りのポストカードです。公文書だけでなく、同僚への短いメッセージなどもきれいな文字で書けるよう、以前挫折したペン習字に再チャレンジしようかと考えています。