この週末6/15・6/16に、第128回近畿産婦人科学会総会ならびに学術集会が、開かれます。今回の主務地は滋賀県で、会場は琵琶湖のほとりのピアザ淡海。学術集会長が当科の村上教授にて、当医局員総動員で開催に向けての準備にかかっています。今、まさに、大忙し!大慌て!!の段階です。
開催の準備とは・・・。
学術担当は、プログラムの作成のため、演題募集にその仕分け、そして各座長依頼など行います。財務担当は、趣意書を配布し、口座を開設、予算決算案を作成!運営担当は、各会場内の必要物品の借り出し~当日の業務内容のマニュアル作成に、人員配置~などなどなどなど。演題はいまやパソコンで管理し運営するため、その業者選定から当日の運営補助をPC係が担当します。学会総会は県医会が主催されるため、県医会との連携や6/15の1日目終了後に開かれる懇親会(各大学の趣向を凝らした演芸大会があります! )の各大学への連絡や準備は渉外部が担当・・・。もちろん、開催当日の大学病院業務を守る病棟医長を中心とした部隊は確保されていますが、ホントにたくさんの細々とした業務をみんなで担当しています。どこの学会でも、どこの科の医局でも、こんな感じなわけですが、日々の臨床や研究の中、特に各部署責任者は大変です。
それでもやらねばならない学会活動の意義って何でしょう。
医師各個人が、医療の質を高める努力を続けても、それだけでは解決できない問題がたくさんあります。困難な問題に対峙していくためには、諸先輩方や後輩達、老若男女の力を結集させて知恵を絞る、大きな組織が必要です。産婦人科崩壊が叫ばれた一時期から、今新たな発展を望める時代になりつつあるのは、やはり地道な学会の学術活動ならびに社会的活動のおかげであると思うのです。
産婦人科医として、やりがいのある充実した毎日を送れることに、日々これ感謝です。
そうそう!
今回の学会のランチョンセミナーのお弁当は、当科の准教授が3回も試食を重ねて改良を加えています。
「ローストビーフのたれがな、1回目多すぎてな。かけたらなあ、ローストビーフの部屋からあふれよるんや。会場でこぼす人が出るやろ。ズボンがよごれたらえらいこっちゃ。たれ入れに小さい規格がなかったから、これが大変やったんや。そこでやな、すでにたれをローストビーフの部屋に入れこんどいてやな、その上にレタスをのせて、こぼれんように絶妙な量にしたんやで。」
「滋賀の食材をふんだんに入れてもらいたかったんやけんどな、これ瀬田しじみは予算がやっぱり合わなんでなあ。結局少ないんやけんどな、お品書きを作ってもらって滋賀の食材は赤い文字にしてもらったんやで。」
「フルーツの切れ目をいれてもらいたかったんやけどなあ・・・。」どうなったかな?
乞うご期待!!!
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